DOウティエル・レケーナは、5月10日から12日までの3日間、カスティーリャ・ラ・マンチャのほぼ中央に位置する町、シウダ・レアルで開催されたスペイン国産ワイン展FENAVINに出展しました。隔年開催のこの展示会もコロナのパンデミアのため、開催が1年延期になっていたため、今回は出展者も来場者も、再開/再会のうれしさいっぱいのムードが会場にあふれていました。
DOウティエル・レケーナのブースでは、出展ボデガ各社を代表するワイン39本が試飲できるようになっていて、多くの人が訪れていました。
会期2日目には、地場品種ボバルのプレゼンテーションを行いました。ボバルはウティエル・レケーナの主要ブドウ品種ですが、隣接するカスティーリャ・ラ・マンチャ州のDOマンチュエラとDOリベラ・デル・フーカルの主要品種でもあります。そのため、2019年からこの3つのDOが協力してボバルを押していこうというプロジェクトが始まり、前回のFENAVINでも共同テイスティング・セミナーが開催されていました。今回は、「ミ・ビノ(Mi Vino)」というワイン雑誌のディレクター、アントニオ・カンデラス氏の解説で各DOから2本ずつのワインを試飲しました。