去る3月25日、DOウティエル・レケーナ統制委員会は菊地貴行さんを日本のボバル大使に任命しました。これは同原産地呼称の2020年から21年4月末にかけての対日プロモーションの一環で、日本市場に公式に登場してからまだ2年しかたっていない同地の地場品種であるボバルの認知度を上げる役を担っています。
詳細は以下の資料をご覧ください。
認定式はレストラン「小笠原伯爵邸」において、新型コロナ対策を十分にとった中で、プレスの方だけをお招きして行われました。 DOウティエル・レケーナの会長ホセ・マヌエル・メディナ・ペドロン氏は同パンデミアのため来日できず、ビデオ・メッセージにより認定証授与が行われました。
新任ボバル大使、菊地氏はもとサンパウ東京のシェフ・ソムリエで、ICEXの公費留学生としてスペインでも修業をしてきた方で、現在は三重県で展開される総合温泉リゾートのなかの多気プロジェクト・サン・セバスティアンの支配人兼シェフ・ソムリエの任に就いています(資料3ページ参照)。
認定式の後、現行プロジェクト参加ボデガのワイン8点のプレゼンテーションとペアリングのランチが新任ボバル大使によって行われました。メニューはカタルーニャで修業を積み、2009年から、10年以上にわたってミシュランの星を維持している同レストランのシェフを務めるゴンサロ・アルバレス氏によるものです。料理には日本の旬の素材が使われていて、それぞれの個性を持ったボバルのワインに大変よく合っていました(資料6〜14ページ参照)。