DO ウティエル・レケーナのブドウの収穫が終わりました。収穫は9月初めのシャルドネから始まり、その他の熟成が早い品種の収穫が、気候的により暑い地域から徐々に進み、9月半ばに黒ブドウ品種に移っていきました。最後は標高が高く涼しい地域で栽培される当地の地場品種ボバルとタルダナの収穫でした。
全体的に、生産量は、ここ何年かの平均値と比べると、いくらか少ないのではないかと予想されていましたが、夏は乾燥していて、収穫期間中に雨も降らなかったため、健康で熟度の高い、素晴らしい品質の収穫になりました。
10月23日現在手元に集まっている数値は最終的ではありませんが、総収穫量はだいたい150,000,000~160,000,000kgほどで、昨2023年の収穫の15~20%増ではあったものの、平均値の200,000,000kgに比べると20~25%減になっています。最も収穫量が多い品種はボバルで、約75,000,000kg。続くテンプラニーリョは約13,000,000kg。これらは黒ブドウです。白ブドウで最も収穫量が多いのはマカベオの約40,000,000㎏。続いてシャルドネの約4,000,000kg。ウティエル・レケーナの地場品種タルダナは1,000,000kgでした。
気候の変動は明らかで、ここ何年かひどい干ばつが続いているため、収穫量がかなり減少しています。